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中国人のギャング集団が、シアヌークビルの支配権を掌握すると宣言した動画が投稿され、カンボジアの人々から多くの関心を集め、共有され続けている。フレッシュニュースが報じた。
フェイスブックに投稿された30秒の動画では、重慶から来たとされる中国人ギャング集団の1人が、「今後3年間で、シアヌークビルは私の管理下にあると思う」と宣言している。
この動画が投稿された12日、在カンボジア中国大使館は、カンボジア国家警察への協力を約束し、国家警察と共にこのギャング集団を追跡しているが、シアヌークビルに在住しているかどうかも不明だという。
カンボジア内務省によると、2019年第1四半期に341人の外国人が逮捕されており、そのうち241人が中国人で国別では最も多い。
昨年の時点で、カンボジアに1万6000人以上の労働許可を持つ中国人が、シアヌークビルにおいて空港や深海港の建設、コッコン州において観光施設やインフラ建設のプロジェクトに従事している。カンボジア入国管理局は、シアヌークビルだけでも7万8000人の中国人が在住しており、そのほとんどは労働許可証を所持していないと推定している。