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日本政府は、密輸撲滅のため使用される二艇の巡視船をカンボジア関税消費税総局(GDCE)に寄付する。クメールタイムズ紙が報じた。
GDCEの発表によると、6月にベルギーで行われたブリュッセル世界税関理事会にて船舶の受け入れに関する覚書が締結され、巡視船は10月末までにカンボジアに受け渡しされる予定だ。また、併せて船舶の運航方法の訓練も行われる。
GDCEのダイレクターは、「同国の密輸活動を抑制するためには巡視船が非常に必要だ。2艇の巡視船は海外や沿岸地域での密輸を防止し、合法的に商品を輸送する人々のビジネスを改善するだろう。日本政府は常に同国を近代化するために重要な役割を果たしている」と語った。