(c)Khmer Times
フン・セン首相は3月23日、地雷や他のUXO(発砲されていない武器)の撤去のため、2017年に約700万ドルを費やしたと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
首相は1970年代に米国が落とした爆弾と、内戦による地雷の敷設に触れ、「カンボジアは、地球上で最も多く爆撃された場所の1つであり、戦争の残骸に苦しんでいる。すべての建設現場は、安全確保のために大きく投資しなければならない。地雷撤去の対策資金がなければ、すべての道路建設が停止する」と述べた。
政府機関であるカンボジア地雷対策センター(CMAC)は、2017年には8636ヘクタール以上の土地で3万7448個の地雷などを除去した。2018年は1万1700ヘクタール以上の土地で地雷を除去する予定だ。