偽造商品委員会は今月3日、過去2年間に押収された80トン以上の化粧品を破壊した。クメールタイムズ紙が報じた。
同委員会のチェアマンは、「これらの化粧品を調べたところ規格もなく、化学物質によっては消費者に害を及ぼすと指摘し、偽造品81トン、末端販売価格にして500~600万ドル相当を廃棄した」と述べた。
内務省のソー・ケン大臣によると、「同委員会の活動は消費者の健康に不可欠だ。化粧品だけでなく飲料や医薬品の摘発も行うべきだ」と語った。また、ソー大臣は、偽造品を見つけた場合は内務省に連絡を取るように指示し、警察に対して製品を販売する業者と結託しないように警告している。