(c)Phnom Penh Post
プノンペン都は、人口の増加に伴い、ゴミの不法投棄や違法駐車の解決に取り組もうとしている。プノンペンポスト紙が報じた。
2015年に経済財政省と内務省が共同で署名した閣僚会議令において公共の場にゴミの不法投棄をする人々に対し罰金を科すことが決定していたが、その施行は遅延していた。
しかし、最近、プノンペン都のいくつかの地域で、ゴミ捨てや違法駐車に対し2.5ドルから最大で50ドルまでの罰金を科すように指示が出ている。
プノンペン都議会の広報担当者は「人々にゴミ捨てを止めさせ、適切な分別や、ゴミ箱に捨てるといったことへのキャンペーンや宣伝活動を行う必要がある」と述べた。当局はすべてを監視することができないうえに、街中で設置されたゴミ箱の数も不足しており、問題の一部は施行当局にあることを認めている。
また、プノンペン都は交通渋滞の緩和を目的とした駐車規制の変更についても教育キャンペーンを行なうなどの対策を行なっているという。