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保健省の関係者と専門家は、非感性性疾患、すなわち生活習慣病の増加が公衆衛生と国家の発展に対する脅威であると警告している。クメールタイムズ紙が報じた。
主たる生活習慣病は心血管疾患、癌、慢性呼吸器疾患、そして糖尿病である。効果的な予防は限られており、生活習慣病による推定死亡率は現在約56%で、カンボジアにおける毎年の全死亡者の約半分にあたる。
8日のプノンペンの国連会議において、保健省のモーム・ブンヘーン大臣は、政府は症状の増加に対応し、2026年までに、生活習慣病の予防と闘いのための国家の行動計画をまとめたとした。同氏によると、生活習慣病は、国のライフスタイルや環境が変化することでさらに増加が予測されているとし、「生活習慣病は、障害を引き起こし、労働力を失い、貧困を増やすことで国家経済に多額の負担を与える慢性疾患である」と述べた。また、「人々は喫煙や飲酒を控えなければならない。塩、砂糖、コレステロールを摂取しすぎず、運動するべきだ」と警告している。
NGO団体、カンボジア健康運動(Cambodian Movement for Health=CMH)の事務局長によると、カンボジアにおける生活習慣病が原因の56%という死亡率は、世界平均の44%よりも高いという。