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2日、警察当局は、トゥクトゥクドライバーによるトランシーバーの使用が警察の活動を妨害しているとし、トランシーバーを使用禁止とする予定であることを明らかにした。クメールタイムズ紙が報じた。
2日にプノンペン都庁で行なわれたプノンペン都議会と警察関係者の会談のあと、都議会議員は、間もなく都内の2つの最大のトゥクトゥク協会に関して、トランシーバーの使用を禁止するとし、「安全に影響を及ぼすため、トゥクトゥクの運転手たちにトランシーバーの使用を許可することはできない。もし使いたい場合は、内務省の許可を求めなければならない」と話した。
また、警察関係者と別の議員も、トゥクトゥク運転手たちのトランシーバー使用が警察の活動を妨害し、停止させてしまう恐れがあるとしたうえで、「トランシーバーを使用する場合は、法律により措置を講じる」と述べた。
独立・民主インフォーマル経済協会(Independent Democracy of Informal Economy Association=IDEA)の代表は、トゥクトゥクの運転手たちは警察と同じ周波数を使用しておらず、警察の活動の干渉は不可能だとし、「運転手たちが顧客とコミュニケーションをとり、乗車の調整をするためにトランシーバーを必要としている」と指摘した。