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カンプチア・クロム・コミュニティは、彼らが自分の領土をベトナムに奪われた日を印し、今も根深く残る民族問題として続く人権侵害に対して発言するための集会をプノンペンで開催することは許されなかった。クメールタイムズ紙が報じた。
カンプチア・クロム(現在のベトナム南部、ホーチミン市のあるメコンデルタ地域。かつてカンボジア人が暮らし栄えていた)がベトナム領となってから68年が経った今年、コミュニティは集会の許可をプノンペン都に求めていた。都は抗議要請を拒否したが、同グループに対し24日に仏教儀式を開くことを認めた。
プノンペン都知事は、カンプチア・クロム・コミュニティの代表者に対し、「国会への集会を許可することはできない。人々が集まり通り沿いに行進すれば、治安、安全、秩序に影響を与える」と述べた。コミュニティの代表者は、人々が平和的抗議に参加することを妨げることは違憲であると主張している。