人身売買の被害にあった恐れのある3歳から13歳までの6人の子供がタイから救出された。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア大使館の助けで、4人の少女と2人の少年は31日、タイとの国境の町、ポイペトに戻った。外務国際協力省の担当者によると、子供たちは彼らの両親によってタイに連れて行かれたという。
また、同31日、カンボジア女性緊急センターは、シェムリアップ州に住む400人の村人と子どもたちのためにイベントを開催し、保護者が海外で働き、子どもたちを連れていってしまうことを奨励しないとした。シェムリアップ州とバンテイメンチェイ州のセンター長によると、これらの州は子どもたちと一緒に海外で働く人が最も多いという。
1日、フン・セン首相は国際こどもの日を記念する声明の中で、地方自治体に対し、虐待や人身売買に苦しむ子どもたちを支援し、国の機関やパートナーと協力して子どもたちを保護することを提案した。