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水曜日、世界水の日を記念し、米国大使館はイオンモールのメジャー・シネプレックス(Major Cineplex)で米国のドキュメンタリー「A Plastic Ocean」のカンボジア初日をおこなった。クメールタイムズ紙が報じた。
20ヶ国以上で撮影されたこの映画は、野生生物に影響を及ぼす海洋の微小プラスチックから、貧困地域の人々に対する廃棄物の影響まで、地球環境に及ぼすプラスチック汚染の壊滅的な影響を記録している。
環境NGOのACRAが実施した2015年の調査によると、プノンペンの平均的な市民は、中国やEUの10倍以上になる2000枚のビニール袋を一人当たりで使用している。
環境省の高官は、「ビニール袋は雨よけから飲み物の容器としてまであらゆるものに使われている」と述べ、消費者のプラスチックと持続可能な代替品の使用と処分において、より持続可能な行動を促していくとした。
プノンペン周辺で清掃活動を行っている環境団体も、「地方ではカンボジアのプラスチックゴミ管理の優先順位が低い。削減のための実用的で効果的な解決策を実証し、教育するカギとなる」と指摘した。