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カンボジア教育省は先週土曜日、全国高校卒業試験の結果に言及し、受験生徒数8万9661人のうち405人がグレードAの評価を得たことが分かった。前年と同様、全国の学生の大半3万8117人は最低合格評価を受け、Bは2801人、Cは5595人、Dは8835人だった。
ほとんどがプノンペン出身者で、他36人がシェムリアップ出身者だった。6州からはグレードA獲得者は輩出されなかった。2014年はわずか11人、昨年は108人であり、今年は従来よりも多くの生徒が好成績を残したことになる。
今年の試験では、約62%にあたる5万5753人が合格した。昨年の合格率は約56%だった。モンドルキリ州の合格率が約80%と最も高く、コッコン州はわずか39%だった。
教育省のスポークスマンは、「試験実施プロセスにおいてわが省は非常に苦心した」と述べた。不正の取り締まり強化が始まった2014年には25.7%しか試験を通過できず、追試によって40.67%まで合格率を引き上げた。
クメールタイムズ紙によれば、試験中の不正はほとんど悪習と言えるほどに頻繁だったが、ハン・チュオンナロン教育大臣らの努力により過去3年で大きく改善されつつある。