(c)Phnom Penh Post
今週木曜日に発表された報告書「クラスター爆弾モニター2016」(Cluster Munition Monitor 2016)によれば、カンボジアにおけるクラスター爆弾による昨年の死亡者数は2人だった。一方、現地NGO団体は、実際の死亡者数はそれよりもずっと多いと主張する。プノンペンポスト紙が報じた。
同報告書によると、カンボジアでは昨年4644個の子爆弾(クラスター爆弾内部に搭載された小型の爆弾)が除去され、22平方キロメートルの旧戦場が処理された。
ハンディキャップインターナショナル・カンボジアのプログラム担当責任者は、死亡要因が確実にクラスター爆弾によるものだと識別するのは難しいと話す。
「実際には、公式統計の示す数字よりもクラスター爆弾による死亡者数はもっと多いと考えられている。昨年は80人が亡くなった」と同氏は話した。