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プノンペン都庁によると、首都近郊や隣国とプノンペンを結ぶバスサービスが始動するとクメールタイムズ紙が報じた。
プノンペンの自治バス交通局の責任者は、「コンポンチャムやバッタンバン、シェムリアップに公共バス路線を拡大する計画で、また、バンコクやホーチミンなどの近隣都市とプノンペンを結ぶサービスも実行する予定だ」と7月6日クメール・タイムズに語った。
しかし同氏によると、「このサービスに中国のパートナーを求めており、中国政府に100台のバスを要求したが、まだ返答はない」と、拡張に数年かかる可能性があると述べる。
都庁は、2001年に国際協力機構(JICA)の支援により公共バスサービスを開始し、1日当たりの総乗客数とバス 1 台当たりの乗客数は3441 人、332人であったとされるが、すぐに資金不足で停止した。この時、運賃は当初500リエルで、800リエルに値上げされた。
その後、2014年に再びJICAからの支援で再開され、試行運転後にバスサービスの運営は中国企業へ引渡された。しかし、数ヵ月後、都庁はその中国企業を追い払い、公共バスサービスのオペレーションを引継いでいる。
プノンペン都庁は、特に貧困層に向けてチケットの価格を抑えることに尽力し、毎日50台、約6000から7000人の乗客が都内バスサービスを使用している。