(c)Phnom Penh Post
プノンペンへ9月に初出店するアメリカ資本のハンバーガーチェーン「カールスジュニア」が、カンボジア初のドライブスルーレストランとなることが分かった。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジア人がドライブスルー文化にどれだけ適応するかは未知数だが、カールスジュニア・カンボジアの施行責任者ソバリー・ソマチ氏は、「注文時のより良い利便性や、先進国のモダンなファストフード店のサービスで多くの利用客を呼び込める。」と自信を見せる。
また、「世界展開しているファストフード店のドライブスルー導入率と売り上げ上昇可能性から見て、まだどこも導入していないのが驚きだ」と語った。
2013年5月に参入したアメリカ資本のハンバーガーチェーン「バーガーキング」は、アメリカ国内の店舗のほぼ全てにドライブスルーを導入しているが、カンボジア国内の9店舗にはいずれも導入していない。
バーガーキング・カンボジア社長補佐のトン・セリオドム氏は、「ほとんどの利用客は店舗内で食事をし、一部がデリバリーサービスを要求する。我々はデリバリーサービスをまだ開始していないが、多くの人はドライブスルーよりもこちらを好むだろう」と話す。
ダイアリークイーンやコスタコーヒーなどを展開するエクスプレスフードグループを参加に置くRMAグループは、具体的なブランドは未決定であるものの将来的にドライブスルーを導入する予定だという。