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ラオス南部チャンパーサック県にあるドンサホンダムが完成し、カンボジアへの送電準備が整った。クメールタイムズが報じた。
ダンサホンダムは、マレーシア系企業とラオス電力公社が5億ドルを投じてカンボジアとの国境から2キロ離れたラオス南部のメコン川に建設したもので、昨年10月から稼働し始めたばかり。最大発電量は260メガワット。
今年第1四半期中に正式な運用が開始されれば、195メガワットの電力が国境まで送電され、プノンペンに供給される。
カンボジア電力公社(EDC)はこの電力を1キロワット時あたり0.073ドルで購入する。
カンボジアは現在、ラオスから50メガワットから70メガワットの電力を輸入しており、今回の追加購入によって輸入電力量はさらに増加する。また、2024年にはさらに2400メガワットの電力をラオスの石炭火力発電所から購入することで合意されており、これに伴って送電線の建設も行う。