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欧州連合(EU)は5日、カンボジアにEBA(Everything But Arms)協定による優遇措置の撤回手続きが開始されたとカンボジア政府に通知した。クメールタイムズ紙が報じた。
EU貿易担当委員会は、「カンボジアでは、人権と労働権に改善が見られない」と述べた。
EUはカンボジアにとって米国に次ぐ最大貿易相手の一つであり、輸出の40%以上を占めている。輸出額は2011年から2016年の間に227%増加し、昨年だけで5770億ドルに達している。カンボジアは現在、EBA受益国の中で貿易量が2番目に多い国である。