(c)Phnom Penh Post
カンボジア国家選挙委員会(NEC)は、来年2月に開催される上院選挙で、カンボジア救国党が除外されると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
上院選では25州を8つの地域に分け、地方評議会(議会)議員と下院議員の計1万1400人余りによる間接選挙で、定数62議席の獲得を争う。
与党カンボジア人民党と王立派閥フンシンペック党は、8つの地域すべてに、クメール国家党とカンボジア青年党(CYP)は、それぞれ7地域と3地域に出馬する。
NECのソム・リダ事務総長は、「5つの政党が参加表明した。救国党は11月に解党されており、選挙の登録資格を持っていない」と述べた。
同国は二院制だが法案成立の最終権限は下院にあり、上院はほとんど実権がなく、市民らの関心は低い。