(c)The Cambodia Daily
フン・セン首相は朝鮮半島とシリアの緊張が高まったことを非難した。カンボジアデイリー紙が報じた。
首相は、シェムリアップ州アンコール遺跡群のバイヨン寺院で開催されたアンコールソンクランタの開会式において、「シリア空軍基地に対する米国の空爆や北朝鮮の脅威の悪化によって世界的な緊張が高まることは、カンボジアにとっても打撃だ」と語り、「国連の一員として、カンボジアは、中東情勢、特にシリアと北朝鮮の状況について深い懸念を示している」と付け加えた。
また、首相は今月初め、米国のシリア空軍基地に対するミサイル攻撃と同様にシリアが化学兵器を使用していると主張し非難をあらわした。
また、最近数か月間、フン・セン首相は米国がカンボジアに対して返済を要求しているロン・ルノ政権下での戦争借款の執行猶予を求めているのと同様に、第二次インドシナ戦争で米国の空爆によって負った被害に関して頻繁に言及し、米国への非難を強めている。