7月15日に自由広場で発生した衝突事件によって、カンボジアの政治危機は今まで以上に緊張状態となっているが、この事態を受けて国民議会は会見をおこなった。
会見は7月18日午前、国民議会でおこなわれ人民党議員チャン・ヴォン議員が出席した。チャン・ヴォン議員は会見で人民党が作成した報告書を読み上げた。
報告書の内容は以下の通りとなっている。「7月15日の暴動はムー・ソホー議員、ホー・ヴァン議員、メン・ソタヴォリン議員、ケォ・ピィロム議員と他の救国党の議員が指導したものである。この指導は国の安全と秩序を破壊する活動である。この暴動は計画的なものであった。なぜなら暴動に参加した人々は棒や石を持っていた。この暴動で38人の治安部隊員が負傷し、そのうち22人が重体となっている。このような活動はカンボジアの憲法に違反する活動である」
(写真:CAM PHOTO AGENCY/石川正頼)
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