労働職業訓練省(MLVT)のヘン・ソアー大臣は5月13日(月)、南オーストラリア専門委員会のキャメロン・ベイカー委員長と会談し、カンボジアの若者に対する技術職業訓練の強化および就職・インターンシップ機会の拡大について協議を行った。
本会談は、同省にて実施され、会談の中でヘン大臣は、労働市場の変化に即応する人材育成を掲げる「五角戦略フェーズ1」のもと、技術職業訓練制度の近代化に取り組むカンボジア政府の方針を強調した。
同大臣は「労働職業訓練省は、国内外のあらゆるパートナーとの協力を歓迎する。カンボジアの技術・職業訓練を労働市場のニーズとグローバルな技術革新の進展に対応させることが重要である」と述べた。
これに対し、キャメロン・ベイカー氏は、カンボジアとオーストラリアの協力深化を強く支持するとともに、「オーストラリアは、カンボジアの人材育成に貢献する意志がある」と表明した。
会談の締めくくりに、両者は両国の長年にわたる良好な関係を称賛し、今後も技術・職業教育分野における協力強化と、カンボジア国民の雇用機会拡大に向けた取り組みを継続する意向を再確認した。