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バングラデシュ政府の調査によると、カンボジアで強制労働をさせられているバングラデシュ人は100人を超えている。クメールタイムズが報じた。
バングラデシュ海外居住者福利厚生・海外雇用省によると、強制労働者は人材紹介会社もしくはダッカやシンガポール、タイなどを拠点とするブローカーによって人身売買され連行されているという。
同省によると、ブローカーはインドやシンガポール等多岐にわたる国々のカンボジア大使館からビザを集め、巧みな言葉で労働者を騙し、中には母国にいる労働者の家族を拷問することで身代金を得ている者もいたという。
同省の調査チームが今月16日から21日までに行った調査により、ECビルダーと呼ばれる建設会社に100名を超えるバングラデシュ人が観光ビザやビジネスビザで入国し、強制労働をさせられていることが判明した。