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労働職業訓練省は22日、縫製業を除く労働者に対する年功手当の支給期限を2021年12月まで延期することを決定した。クメールタイムズ紙が報じた。
年功手当は、2019年1月から施行された制度で無期労働契約の労働者が対象となる。
毎年6月と12月に支給することが義務付けていたが、過去の勤務期間も支給対象になるため、過去分の年功手当の一括払いを要求する労働者側が企業へ要求し、ストライキに発展するケースもあった。
労働職業訓練省の広報官は1月、2019年以前からの年功手当は、企業の財務上の制約により毎年2回に分割払いで支払うことが認められているとの見解をしめしていた。
今回の同省の声明は、さらに企業側に配慮した決定だった。