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4日、フン・セン首相は、教師を雇うためにコミュニティが負う負担を減らすために、1500人のムスリムの教師を募集する計画があると語った。クメールタイムズ紙が報じた。
首相が出席したコンポンチャム州のモスクの完工式でこの発表を行なった。
一部のムスリムの教師は国から給料を得ておらず、コミュニティから支給していたため、フン・セン首相は、ムスリムのための学校が増加に合わせて多くの教師が必要となることを予想し、「現在イスラム教徒の教師も増えている。ムスリム社会の学生の増加に対応し教師を増員する必要があるかどうか政府が検討する」と述べた。
カンボジアのムスリム協会の会長であるレス・ケア(Res Ker)氏は、以前から何度も教員を雇うように教育・青少年・スポーツ省に要請してきたため、今回、首相が彼らの要求に応じたことに感謝をあらわし、「この行動は、次世代のカンボジアのムスリムの教育の改善に貢献するだろう」と話している。