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今週火曜日、コンポンチュナン州サマキミエンチェイ地区にある製靴工場で、従業員ら7000人以上が労働条件の改善を求める抗議運動をした。
カンボジアユースパワー連盟(Cambodian Youth Power Union League=CYPUL)代表によれば、従業員らは月曜日から抗議運動を開始、火曜日からストライキを続けており、工場に対して特別奨励手当の支給や、数分の遅刻への不当なペナルティーの廃止などを求めている。
CYPUL代表は、現地の労働局が介入する場合も要求が認められるまで従業員らは運動を中止しないだろうと推測し、「問題が解決しない場合は労働省への上訴を検討する」と述べた。
先月、イット・ソムヘーン労働職業訓練大臣は労働問題に関して、新しく制定された労働組合法の効果と当事者間の交渉努力により、今年上半期のデモ・ストライキ件数は減少したことを明かした。
新しい労働組合法は今年4月に国民議会で可決されたが、組合側は、可決前に法案内容の精査させてもらえず、労働者らは法案内容をただ強制的に実行させられている、と主張している。