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20日、労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣は、同省は手工芸関連、レンガ工場やサトウキビ農園の視察において児童労働の例を確認することがなかったと述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
先週、人権団体LICADHOは、児童労働をやめさせようという努力にもかかわらず、国内の手工芸関連やレンガ工場で依然として子供たちが搾取されているとの警告を発表した。しかし、イット労働大臣は、労働職業訓練省はそれらを確認することができず、国民、両親、関連団体のメンバーに対して児童労働の事例を当局に報告するよう呼びかけた。
同省の検査チームは、それぞれ379人以上の手工業者と5373人の労働者を雇用しているレンガ工場を調査したが、児童労働のケースは見つかっていないという。同チームはまたサトウキビ産業も調査したが同じ結果だったという。
労働職業訓練省児童労働局長は、「同省は2012年から2016年にかけて児童労働を逃れる約2万8500人の子供たちを援助し、教育と訓練のスキルを提供した」と述べている。