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急速な発展と経済成長を遂げる中、カンボジアでは男性の職業として見られていた分野に女性が進出するようになり、職場に変化が起きている。カンボジアデイリー紙が報じた。
2013年に行った人口調査によると、女性は主に農業や工芸品産業、サービス産業に従事していた。しかしその後、教育がビジネスにおける女性の進出を促進したと王立芸術大学の研究者兼講師のハン・チャンソピア氏は発言している。
奨学金により中等学校から高等学校まで女性への教育は改善され、スキルや知識、教育を備えた女性は意思決定において自信を持つようになっていると同氏は説明する。
チェウン・ニパさんは、23歳で女性の若手サッカーコーチとなり、今ではプノンペンクラウンFCで10代男子にサッカーを教え、週末には女子高等学校でコーチも行っている。カンボジアで働く僅か20人の女性コーチのうちの1人だ。
タイの小さな縫製企業で働いていた彼女は、13歳の時に特に女性の若者に活力を与えるSALT(Sports and Leadership Training Academy)に入り、リーダーになるための訓練を受けた。