カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 労働
  • 2016年8月18日
  • カンボジアニュース

家事労働者条約に批准するようカンボジア政府に要求[労働]

news_201608182
(c)Phnom Penh Post

 今週月曜日、労働組合は政府に対し、カンボジアの全労働者の権利改善のために国内労働法を改定し、国際労働機関(ILO)による家事労働者条約に批准するよう求めた。クメールタイムズ紙が報じた。

 独立・民主インフォーマル経済協会(IDEA)会長のヴォーン・パオ氏は、「政府がこの国際条約に批准すれば、最低賃金や労働時間、休日、労働環境を含めて国内法を改定しなければいけない」と述べた。

 2013年のデータによると、カンボジア国内の家事労働者の約80%が女性で、月収70ドル以上を稼ぐのはわずか14%だ。労働日数は長く、休みは少ない。

 ヴォーン氏によれば、同氏は長らくこの問題を政府に訴えてきたが、最近になってようやく労働職業訓練省が反応するようになったという。

関連記事
労働
産業ニーズに応える教育改革へ:カンボジア経済の次なる課題[労働]
(19日)
労働
カンボジア労働組合の乱立に懸念 質の向上を重視すべきと大臣が呼びかけ[労働]
(03日)
労働
タイ、カンボジア人労働者の就労延長を許可—期限切れ許可証の更新が可能に[労働]
(11月01日)
労働
カンボジア、第9回全国技能競技大会を開催:若者の技術力を育成[労働]
(10月22日)
労働
カンボジア、2025年の最低賃金を208ドルに引き上げ – 経済状況に対応[労働]
(10月13日)
労働
出入国在留管理庁が送り出し機関の高額な仲介料が失踪の主因と指摘。カンボジアの3機関が受け入れ停止処分[労働]
(10月10日)
あわせて読みたい
注目
CDLが労働許可証の取得代行サービスを開始
注目
カンボジア全国技能大会にて、技能五輪金メダリストによる電工デモを初めて実施!
業界
生産性を高める時期、日系企業は今こそ投資を[人材]ホン・チユン (2/2)
業界
日本の投資家はカンボジアの未来や労働状況を見極めるべき[人材]コイッ・ソミエン
業界
カンボジア最大の銀行、アクレダ銀行[金融]イン・チャンニー (1/2)
労働の最新ニュースランキング
最新ニュース