労働職業訓練省は、賃金交渉の準備を行うよう縫製工場の雇用者と労働組合に指示した。
6月6日に発表された声明によると、最初の交渉は8月行われ、10月に工場の所有者、労働組合および政府と最終的な話し合いを行い、翌年1月に反映されるという。
最低賃金は、社会的基準(家族状況、インフレ率と生活費の割合)と経済的基準(生産性、競争力、労働市場の状況や利益率)はもちろん、貧困レベルを基礎として議論され、2012年以来、最低賃金は66ドルから140ドルへと100%以上の上昇を見せている。
カンボジア衣服製造業者協会の事務局長は、「雇用者は現在の最低賃金にも苦しんでおり、間違いなく大幅な増加に対応できない」と話す一方、著名な労働指導者は「160ドルから200ドルの間が適切だろう」と述べた。