(c)SATHAPANA Bank Plc
サタパナ銀行(SATHAPANA Bank Plc.)は2020年を目処に、プノンペンの中心部に地下5階、地上22階建ての新本店ビルを建設すると、プレスリリースにより発表した。
サタパナ銀行は、カンボジア全土に163の拠点を持ち、カンボジア内拠点展開ベース第2位、資本規模でカンボジア5本指に入るカンボジア最大の日系商業銀行である。2016年に、株式会社マルハンの子会社である日系商業銀行マルハンジャパン銀行と、カンボジアの大手マイクロファイナンス機関であるサタパナ社の統合により誕生した。このプロジェクトは、マルハンの資本によって進められている。6月15日に行われた起工式では、サタパナ銀行幹部をはじめ、カンボジア国土管理都市計画建設省のペン・ソパール長官、カンボジア国立銀行のアドバイザーであるキム・バダ閣下も出席した。
サタパナ銀行代表取締役の韓昌祐は、「今年60周年を迎えたマルハンのように、カンボジアという国、そしてここに住む人々も様々な困難をハングリー精神とチャレンジ精神で乗り越え、成長することができると信じている。カンボジアでの金融事業はその一助であり、この国をより良くするという私たちのコミットメントの象徴が新本店ビルの建設だ」と、新本店ビル建設への想いを語った。
これに対し、ペン・ソパール長官は当プロジェクトを高く評価。「プノンペンの都市化に寄与し、カンボジアの経済成長、雇用の拡大、企業倫理、業務効率になどカンボジアの経済成長おいて実りあるものになると信じている」と述べ、本プロジェクトへの正式な許可を宣言した。