カンボジア当局職員によると、タイ当局は公印と原産地証明書の偽造を懸念し、タイへの農業輸出を国境でブロックしているという。これに対しカンボジア商業省は、タイ側との話合いを8月末までに行う声明を発表している。
バンテイメンチェイ州の商工会議所会頭は、「国境沿いの輸出業者が問題を引き起こした」とクメール・タイムズ紙に語り、「タイでの需要があるにも関わらず、この問題は10日間以上続いており、製品への影響が心配だ」と付け加えた。
タイ大使館の統計によると、今年1月~4月のカンボジアとタイの二国間貿易は、前年同期の20億ドルに比べ、15%減の約17億ドル。内訳は、タイからの輸出が、20%減の約17億ドルから約13億ドルに。タイへの輸入は、約312万ドルから12%増の350万ドルだった。