総勢42人の若いカンボジア人公務員が選抜され、将来のリーダー育成を目的とする2016年度の青年研修プログラムに参加することが決まった。このプログラムは国際協力機構(JICA)の研修事業で、各自の専門分野での知識を深める機会となる。
JICAのプログラムオフィサーによれば、研修プログラムが始まった1995年以降、カンボジアからは計982人の若いカンボジア人公務員が参加してきた。同プログラムは経済行政コース、職業訓練コース、地域保健医療実施管理コースに分かれており、今回はそれぞれで14人が選出された。
クメールタイムズ紙によれば、参加者の年齢は20~35歳で、カンボジア全国から募集された。カンボジア職業訓練省とJICAは、若い研修生が帰国後に自身の経験を共有し、母国の発展に貢献すると期待している。