カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Phnom Penh Post  先週水曜日、ドイツ政府はフン・セン首相の家族と与党幹部へのビザ優遇の差し止める制裁措置案を議会に提出した。プノンペンポスト紙が報じた。  カンボジア与党人民党による大手国内メディアやNGO団体への弾圧と、元野党(CNPC)の解党に対する制裁措置とされており、ドイツ政府は、他の欧州連合(EU)加盟国にも同様の制裁措置を講じるよう呼びかけているという。  人民党の広報担当者は、今回のドイツの制裁措置に対し「全く問題はない」と語り、ある人民党議院の一人は、カンボジアへの資金援助を行わないドイツ政府に対し、「大量殺戮が起こったカンボジアの開発と再建を支援することを合意したパリ協定を破っている」と訴えた。  ドイツ政府によると、2月2 ... [続きを読む]
    • 政治
        2018年2月19日
      ドイツ 救国党 言論弾圧 制裁措置
    • (c)realestate.com.kh  シアヌークビル中心部から2キロメートル程離れた場所に位置するロン島では、政府と住民間の土地権利をめぐる争いが終結し、ハードタイトル付きの土地権利が発行。観光開発の発展が期待されている。リアルエステート・ドットコムが報じた。  ロン島は、約78平方キロメートルの土地を持つカンボジアで2番目に大きい島であり、カンボジアにおける美しいビーチアイランドの1つとして、毎年多くの国内及び海外の観光客を惹きつけている。  ロン島の開発のため、2008年に政府はロイヤルグループに土地譲渡権を与え、同グループは5つ星のホテルや豪華なリゾートを開発。しかし島民の間で土地権利をめぐる争いが起こり、政府が争議の対処に時間が要し、島の開発が遅延すること ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月24日
      観光業 不動産業 シアヌークビル ロン島
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペンのオフィス供給量はグレードAを含め増加し、占有率も増加している。プノンペンポスト紙が報じた。  2014年にオープンしたヴァタナックキャピタルタワーに次いでプノンペン2番目のグレードAオフィスビルであるエクスチェンジスクエアのオープンに伴い、オフィススペースの市場はより多様に、競争力が高まった。  カンボジアの不動産企業CBREの報告書によると、プノンペンのオフィススペースは2017年末に33万5000平方メートルに達し、占有率は2009年以来最高の約90%に上昇した。同報告書はその要因を、中国から進出する企業やプノンペン企業の事業拡大によるものが大きいとした。  2018年2月現在、プノンペンのグレードA のオフ ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月19日
      不動産業 エクスチェンジスクエア ヴァタナックキャピタルタワー 賃料
    • (c)The Cambodia Daily  スン・チャントール公共事業運輸大臣は21日、プノンペン都心部からプノンペン空港までを繋ぐ鉄道システムが来年4月に一般公開すると発表した。空港から都市中心部までに約15分で到着できるという。カンボジアデイリー紙が報じた。  スン運輸大臣によると、空港の乗客を降ろすため、既存の列車から分岐して更に1.5キロメートルの鉄道路線が建設されるという。また、 同プロジェクトはプノンペン空港までの渋滞を減らし、乗客がフライトに送れないようにするだろうと述べ、250メートルが既にカンボジアの鉄道会社であるとロイヤルグループによって建設済みだと加えた。  またメキシコから鉄道会社が購入した4つの列車がルートに沿って運行されると述べ、最初の1ヶ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月23日
      旅客業 公共事業運輸省 スン・チャントール ロイヤルグループ ロイヤル鉄道 メキシコ
    • (c)Khmer Times  教育・青少年・スポーツ省は、シェムリアップ州当局の教育関係職員4人を常習的な欠勤を理由に解雇したと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  同省ハン・チュオンナロン大臣が発表した声明によると、4人の職員は、許可なく欠勤したため、1月1日に解雇された。  解雇されたうちの一人は、彼らが解雇された本当の理由は元野党である救国党支持者だったからだと主張する。  「元救国党支持者であるために解雇されるのであれば、これは一種の政治的差別だ」とスピーチで語った。  シェムリアップ州当局は、「解雇された4人の男性は11月と12月に無許可で欠勤していた。同局には彼らを解雇する権利があり、これは政治的差別が理由ではない」と説明した。
    • 政治
        2018年2月19日
      教育 シェムリアップ州 教育・青少年・スポーツ省
    • (c)The Cambodia Daily  カンボジアのオンラインニュース、フレッシュニュースによると、カンボジアの道路や橋の約70%が中国により建設されており、資金調達のためのローンは約20億ドルに達しているという。カンボジアデイリー紙が報じた。  スン・チャントール公共事業運輸大臣は同省のウェブサイトで、カンボジア全土にまたがる2000キロメートル以上の道路や7つの主要な橋が中国資本により建設されていると発表。また中国から寄付された機械設備を受け入れている。  6年近くにわたり、カンボジアにとって中国は最大の海外直接投資元となっている。投資がカンボジアに対して、中国の政治的立場に従うよう圧力をかけるとの懸念を表す批評家もいる。 本記事は翻訳・翻案権の許諾 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月23日
      中国 公共事業運輸省 インフラ 道路 スン・チャントール
    •    16日、米国の配車サービス大手ウーバー(Uber)が東南アジア事業をシンガポール同業最大手のグラブ(Grab)に売却する準備を進めている。米CNBCテレビが報じた。  カンボジアでは、昨年9月にウーバーが配車サービスを本格的に開始し、昨年12月にグラブが事業を開始した。  グラブは既に、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマーでタクシーやバイクの配車サービスを展開しており、カンボジアは8カ国目となる。なお、当面のサービス対象エリアはプノンペンのみだが、今後は他の主要都市にも拡大する予定だ。  ウーバーは2019年までの上場を目指しており、より収益が見込める地域に経営資源を集中させる戦略で、2016年には中国事業を中国の同 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月18日
      IT アプリ ウーバー 配車アプリ グラブ
    • (c)Phnom Penh Post  租税総局(GDT)は7月18日、カンボジアとタイの税務当局が、二重課税協定(DTA)を迅速に進めることで合意したと発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  この協定により、両国の税務当局は最終草案を作成するたの共同チームを発足させる。  またカンボジアは現在、配当金や利子、ロイヤルティなどの源泉徴収税の削減、脱税の防止を目的として、シンガポールや中国とDTAを締結、また韓国、香港、ロシアとも協議中である。  在タイカンボジア大使館の担当官は7月19日、「長期的にみて、DTAは両国の投資家に利益をもたらす。タイの投資家にとってカンボジアがより魅力的に映るだろう」と述べた。  タイ商務省のデータによると、カンボジアの農業、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月23日
      タイ 税金 租税総局 二重課税
    • (c)Phnom Penh Post  民間セクターの代表は、カンボジアでの事業を行う際の事業コストを政府が削減できていないことを深く懸念しており、状況が改善しなければ投資を得る機会を失うだろうと警告した。プノンペンポスト紙が報じた。  欧州商工会議所が主催した物流フォーラムで、投資家や企業の経営者はカンボジア政府に対し物流コストを削減と、物流品へかかる悪質な税に迅速に対応するよう要請した。  米国商工会議所の会頭は、「カンボジアは物流コストを削減するべく早急な対応を取るべきだ」と述べた。  国際物流企業、マースクのカンボジア代表は、「事業コストが低下しなければ、投資家はカンボジア以外の国に投資するだろう」と懸念した。  豊田通商の完全子会社であるテクノパー ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月18日
      物流業 公共事業運輸省 豊田通商
    • (c)Phnom Penh Post  商業省は7月20日、現地通貨リエルの利用促進のため、カンボジアでの商品やサービスに、リエルで価格表記することを義務付ける。プノンペンポスト紙が報じた。  2013年にも同旨の省令が発効されたが、今回は政府が定期検査するという。なお、遵守しない者に対する法的罰則などの詳細は不明だ。  同省の広報官によると、全ての企業に適用されるものだが、法令の目的は人々が現地通貨を使うことであり、小規模な小売店などは免除するという。  カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は、「リエルでの値札は、現地通貨の価値を理解する上で重要なことだ。ほとんどの企業では、メニューやラベルの変更が必要だが、ドルの使用を禁じているわけではない」と述べ ... [続きを読む]
    • 法律
        2017年7月22日
      商業省 カンボジア商工会議所 リエル カンボジア国立銀行
    •  日本政府は、カンボジアの三つの州で行われる病院建設と、カンボジアの障害を持つ若者へのIT教育の支援のために、およそ35万ドルの無償援助協力を提供する。チャンネル・ニュース・アジアが報じた。  カンダール州の障害を持つ若者にIT教育を中心に職業訓練を提供するボランティア団体のチェアマンは、「身体障害のある若いカンボジア人のためのIT教育の機会を増やすことは大きな価値があり、支援を受けるカンボジア障害学生は大変喜ぶだろう。草の根技術協力事業には感謝している」と語った。  草の根技術協力事業は、貧困に苦しむ人々の地域社会での自立を支援するために1991年からカンボジアでスタートした。  コンポントム州の保健当局はこの援助で同州にある病院の緊急病棟の建設をするとし、「新しく建つ緊 ... [続きを読む]
    • 日系
        2018年2月18日
      カンダール州 コンポントム州
    • (c)Khmer Times  カンボジア初の24時間セルフサービスのガソリンポンプが、シェムリアップ州、プレイベン州、スヴァイリエン州に設置された。クメールタイムズ紙が報じた。  スヴァイリエン州の販売店員は、「S.SAFE(Cambodia)社はこれらのセルフサービスガソリンポンプの公式販売店であり、この技術はカンボジアでは類を見ない」と発言。「市場調査のため3つの州にガソリンポンプを導入し、 今後一般市民が支持すれば他の地域にも導入する予定だ」と付け加えた。また同氏は、「この技術はタイで発展し、各ポンプは200リットルのガソリンを貯蔵する能力がある」と述べた。  セルフサービスのガソリンポンプでは、1000~2万リエル、1~50ドルの紙幣が受け取り可能だ。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月22日
      ガソリン エネルギー シェムリアップ州 ガソリンスタンド プレイベン州 スヴァイリエン州 燃料
    • (c)Khmer Times  国境なき記者団(Reporters Without Borders)は、「カンボジアの報道の自由が悲劇的に低下している」と報告した。プノンペンポスト紙が報じた。  同団体は報道の自由が急激に低下した背景を、救国党(CNRP)が与党カンボジア人民党に善戦した去年6月の地方選挙にあるとし、「フン首相は政権交代の危機感を持ち、メディアを抑圧し始めた」と報告した。  同団体の報告書によると、総選挙が終了した数ヶ月後、大手新聞社カンボジアデイリー紙が閉鎖され、数十社のラジオ局が閉鎖されている。  また、救国党(CNRP)が裁判所により解党された11月、米政府系放送局のラジオ・フリー・アジア(RFA)ジャーナリストが "スパイ活動"の罪で逮捕さ ... [続きを読む]
    • 社会
        2018年2月18日
      メディア カンボジアデイリー 救国党 言論弾圧
    • (c)Cambodia Investor Club  カフェ業界で大きなシェアを獲得しているカンボジア発のカフェ、ブラウンコーヒーと、同じくカンボジア全土で高いシェアを誇るタイ発のコーヒーチェーン店、カフェアメィゾンを比較した調査によると、2つの人気カフェの違いが明らかとなった。  カンボジア・インベスター・クラブ(CIC)が発表した調査によると、客単価はブラウンコーヒーが4.84ドルと、カフェアメィゾンの2.98ドルよりやや高価に。ブラウンコーヒーの消費者のち77.6%が店内滞在を好み、持ち帰りを希望する割合はわずか7.5%。対するカフェアメィゾンの消費者は店内滞在が41.4%、持ち帰りが33%という結果になり、それぞれ消費者のスタイルが異なる結果に。  またカフェア ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月22日
      飲食業 カフェ ブラウンコーヒー コーヒー カフェアメィゾン
    • (c)Khmer Times  カンボジアの経済発展により、カンボジア人の海外観光者が増加し、旅行先にも変化が起こっている。クメールタイムズ紙が報じた。  VLKロイヤルツーリズムの社長は、カンボジア人の海外観光客が約30%増加し、これに応えるために約400人のカンボジア人スタッフを雇用した。また、「カンボジア人の海外観光者数は今後さらに増加するだろう」と予測した。  また同氏は、カンボジア人の旅行先に変化が起こっている点を指摘し、「近年増加した中流階級は、安価なタイやマレーシアへのパッケージツアーよりも、韓国や日本、ドバイや欧州を旅行先に選ぶ傾向にある」と述べた。  カンボジア旅行代理店協会(CATA)の事務局長は、一般的に中華正月シーズンは旅行代理店にとって一 ... [続きを読む]
    • 観光
        2018年2月18日
      観光省 カンボジア旅行代理店協会
    • (c)realestate.com.kh  プノンペン都の北部郊外に位置するセンソック区は、トゥールコーク区と接して、中高年層の家族にとって非常に魅力的なエリアになると予想されている。この地域は、プノンペン中心部の交通量を避け、より平穏な場所が必要な住民に最適なエリアだ。  プノンペンの急激な地価上昇は、住民が都心からセンソック区などの郊外に移り住み、新しい街やコミュニティを形成する要因となっている。現在、センソック区はイオンモール2号店の建設によって注目されており、特に住宅の需要が増えている。  2016年のプノンペンの不動産市場に関する報告によれば、センソック区は住宅および商業開発の面で急速に成長しており、この地域では特に複合型住宅やインフラにおいて、開発のスピード ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月21日
      不動産業 イオンモール 地価 センソック区 ヴィラ ショップハウス フラット
    • (c)Khmer Times  2月16日、プレイベン州で鳥インフルエンザ(H5N1型)の発生が確認された。クメールタイムズ紙が報じた。  農林水産省は、鳥インフルエンザが確認されたBa Phnum郡の半径3キロ圏内で鳥の輸送を禁止した。  同省は、鳥インフルエンザの流行を防ぐために現地の農家を指導し、消毒剤を散布するなどの対応をしており、今のところ感染した人はいないと報告した。  ヴェン・サコン農林水産大臣は、鳥類の輸送を禁じ、30日間周辺地域を監視するよう幹部に命令した。  保健省の担当責任者は、病死した家畜を食べたり転売しないよう指示した。  保健省の報告によると、2005年から2014年までに56人が鳥インフルエンザに感染し、そのうち37人が死 ... [続きを読む]
    • 社会
        2018年2月17日
      医療 鳥インフルエンザ
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は、世界自然保護基金(World Wildlife Fund=WWF)と協力し、2022年までにモンドルキリ州で8頭のトラを野生に放す計画を進めている。クメールタイムズ紙が報じた。  WWFカンボジアコミュニケーションマネージャーは7月19日、「適切な法の執行機関と野生動物の管理に充分な隊員数の確保、さらに密猟や違法な捕獲を防ぐため、環境省、農林水産省、観光省などの各省庁と協力している。虎は絶滅の危機に瀕しており、繁殖を期待している。8頭のうち雌が6頭、雄が2頭で、スレポク野生動物保護区で解放する予定だ。しかし2022年以前に、その地域の安全性と、食糧の確保をする必要がある」と語った。  同氏はまた、「トラの原産国はまだ特定 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年7月21日
      観光省 農林水産省 環境省 動物 事件 世界自然保護基金 トラ タイガービール
    • (c)Khmer Times  観光省の最新の発表によると、2017年におけるカンボジアの観光業の収益は、13.3%増の36億3000万ドル。外国人旅行者数は560万人で、2016年に比べて11.8%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。  観光省統計局の責任者は、観光客数と収入の増加は特に中国系の航空会社の増加が要因だと指摘し、「2017年の観光客のうち、120万人が中国人観光客を占めている。2018年に少なくとも600万人、2020年には700万人、2025年には1000万人の海外からの観光客を迎え入れる」と語った。  同省は中国語ガイドの増加などの具体的な成果を挙げ、「カンボジアによる中国向けの戦略は、訪問者の誘致に非常に成功している」と述べた。
    • 観光
        2018年2月17日
      中国人 観光客 観光省
    •  民間の物流企業は、港内の新しいサービス料金に対し懸念を表し、公共事業運輸省との会合を要求している。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア商工会議所と物流企業との間で行われた会合では、参加者から新たに追加されたコンテナ・インバランス・チャージ(container imbalance charge=CIC)や、コンテナ取扱い料金(terminal handling charges=THC)の高コスト、陸上の物流における不正競争、ベトナムとの国境を越えた運送問題など、9つの問題が提起された。各企業は、様々なサイズのコンテナに科される罰金に不満を抱いており、また同省に対し交通事故の削減に役立つコンテナトラックドライバーの訓練学校の開設を要求している。  カンボジア貨物運送協会(Ca ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月21日
      カンボジア商工会議所 公共事業運輸省 カンボジア貨物運送協会