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  • 経済
  • 2014年12月23日
  • カンボジアニュース

カンボジア国内で豚が不足、今後も輸入額は年間2億ドル以上の見込み[経済]

カンボジア国内では近年地方部での養豚が盛んになってきているが、農業ビジネスの牽引者であり第一人者であるモン・ルッティ氏は、「カンボジア国内ので消費される豚肉は年間2億ドル相当分を引き続き外国から輸入し続けるだろう」と述べ、今後も消費量の大半を輸入に頼らざるをえないという見方を示した。

モン・ルッティ氏の養豚場では、年間10万頭を育てることが可能で、重量にして1000万kgになるが、それでも全国の需要の6%しか供給できない。

モン・ルッティ氏は養豚について次の様に述べている。「以前は魚が人間を育てていた。今は食べるために人間が魚を育てなければならない。同じように、以前は豚が人間を育てていたが(育てなくても自由に食べられたことの比喩)、今は人間が豚を育てなければならない」

人民党の上院議員でもあるモン・ルッティ氏は今後の養豚分野への投資についても、「国内で豚が不足しているため、カンボジアは年間2億ドル分の豚を輸入しなければならない。我々は養豚分野への一層の投資が必要だ」述べている。

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