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2018年の日本との二国間貿易は大幅に増加し、輸出価額で約16億ドル、対前年比27.3%、輸入価額で約4億2100万ドル、対前年比7.8%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアの輸出の大部分は衣服、履物製品で、輸入は主に機械、自動車、電子機器、牛肉、鉄鋼、医薬品。
カンボジア商業省担当高官は、「カンボジアと日本の間の貿易は年々拡大している。日本人はカンボジアで作られた商品に多くの関心を示している」と述べた。 また同氏は、「衣服や履物以外にも多様化を図るため、日本から加向上や包装工場を誘致したい」と付け加えた。
国家最高経済評議会の上級顧問であるメイ・カリヤン氏は、「欧州連合と米国により多くを占められる輸出市場の多様化が鍵だ。日本との貿易関係を育むことが特に重要だ。大規模投資に対する免税政策は投資家を惹き付けているおり、日本人投資家は、カンボジア経済が今後も力強い成長を続けることを知っている」と述べた。
カンボジア国立銀行の年次報告によると、2018年の衣料品および履物の輸出は100億ドル(輸出総額の73.7%)で、対前年比24.7%増となった。