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韓国JBフィナンシャルグループの子会社であるPPCBank(プノンペン商業銀行)は、昨年の好業績の後、拡大を計画している。クメールタイムズが報じた。
同行は2008年からカンボジアで営業を開始し、現在21か所の本店・支店と46か所のATMを所有しており、今後は地方都市を中心に4支店増やす計画がある。さらに拡大戦略を支援するための資金調達手段として、カンボジア証券取引所(CSX)で社債を上場することを検討している。
同行のシン・チャン・モー頭取は、「可能であれば今年第1四半期に実施を望んでいる。カンボジア国立銀行は前向きだ」と述べ、「中小企業は可能性を秘めている。カンボジア経済で共に成長できるように、中小企業の発展に貢献したい」と付け加えた。
これまで中小企業は、融資を受ける上で必要な過去のローンパフォーマンスデータが非常に少ないため、十分なサービスを受けられず、企業の成長が制約されている。
同行は昨年6月、カンボジアの中小企業の成長を促進するために国際金融公社(IFC)とリスクシェア協定を締結し、PPCBankが企業を支援するためにIFCのリスク共有機能を使用できるようにした。これにより、同行は特に中小企業などの既存の顧客に対して、より包括的なサービスを提供していく。