(c)KT
2023年1月~9月までの米国への輸出額は、カンボジアの総輸出額の約40%を占め、その総額は68億ドルに達した。
この数字は2022年の同時期の70億ドルから2.1%の減少を示しているものの、米国市場はカンボジア製品の最大の輸出先としての位置を維持しており、GSP制度の撤回にもかかわらず、輸出は高いままだ。
一方、米国からの輸入は27.8%減の1億8100万ドルであった。
商業省高官は、「米国へのバッグや旅行用品の輸出に対する関税の免除は、GSP制度が更新されると再び申請できる」と述べた。
カンボジアが米国に輸出する主要な製品には、衣料品、革製品、旅行用品、ハンドバッグ、電気機械・機器、靴などが含まれる。
一方、米国からの輸入には、車両、機械・機械器具、医療器具、製薬製品が含まれる。
フン・マネット首相は先月の米国訪問中、米国の投資家を引き付ける強いアピールを行い、ビジネスの開始と拡大のためのサポートと政府の開発活動の主要なパートナーとしての役割を約束した。
首相は、カンボジアはASEAN自由貿易協定、カンボジア-中国自由貿易協定、カンボジア-韓国自由貿易協定、および地域包括的経済連携(RCEP)などの二国間および多国間の自由貿易協定を通じ、グローバルな供給と価値連鎖に統合することで市場を拡大していると述べた。