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  • 2023年10月12日
  • カンボジアニュース

衣料品・靴の輸出は18%減、タイからの織物輸入は72%減 カンボジア[経済]


(c)KT

2023年の最初の9ヶ月間において、カンボジアは国際市場に対して総額81.4億ドル相当の衣料品、靴、旅行商品を輸出した。これは前年比で17.8%の減少である。

これには、59.3億ドル相当の衣料品(前年比で17.3%減)、9億9170万ドル相当の靴(前年比で25%減)、12.2億ドル相当の旅行用品(前年比で13.4%減)が含まれる。

主な輸出先は、EU、米国、カナダ、英国、日本であった。

一方、カンボジアのタイからの2023年上半期の織物輸入は前年同期比で72%減少した。

2023年の前半にタイからの織物輸入は5170万ドルであり、これは2022年の同じ期間の8895万ドルからの減少である。

しかしながら、輸入量は減少しているものの、平均輸入価格は前年の1キログラムあたり8.74ドルから9.52ドルへと上昇している。

前年には、カンボジアのタイへの衣料品輸出は5760万ドルに達し、タイからの織物輸入は1億5700万ドルであった。

タイはカンボジアにとって主要な織物供給国である。この二国間での取引は、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大による中断の後、変動が続いている。

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