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カンボジア関税総局(GDCE)の報告によれば、2023年1月から7月までの期間におけるカンボジアの輸出額は135.25億ドルで、前年同期比で2%の減少となった。
主要な輸出先は米国、ベトナム、中国で、それぞれ51.78億ドル、15.99億ドル、8.14億ドルの出荷額であった。
主な輸出品目には、衣料品や靴、旅行用品、自転車、米、ゴム、キャッサバ、バナナ、マンゴーなど。
衣料品、靴、旅行用品産業はカンボジア最大の外貨獲得源で、約1300棟の工場などにおいて、主に女性を中心に約84万人が雇用されている。
商業省の報道官は、ウクライナ戦争が世界経済成長に影響を与え、世界中で消費者支出が制限されたことで受注が減少している。
なお、カンボジアの輸入額は25%減少して、1417億4500万ドルとなった。