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カンボジアは今年の最初の5か月間において、日本向けの輸出額が前年同期比0.4%増の7億8000万ドルに達した。クメールタイムズ紙が報じた。
一方、カンボジアは日本からの輸入額が1.9%増加し、2億1500万ドルとなった。これにより、カンボジアは5億6500万ドルの貿易黒字を記録した。
主な輸出品目は衣料品やバッグ、靴、家具、化粧品、紙・事務用品、皮革製品であり、一方、カンボジアは日本からは機械や自動車、電子製品、家具、布地、プラスチックなどを輸入している。
カンボジア商業省広報官は、「日本を含む地域包括的経済連携協定(RCEP)加盟国への輸出は大幅に増加しており、カンボジアの製品がこれらの市場で魅力的であることを示している」と述べた。
また同氏は、「自由貿易を提供するRCEPにより、輸出業者と輸入業者は協定の恩恵を受けるために輸出入活動を拡大し、輸出入量を大幅に増加させている」と付け加えた。
商業省によれば、両国間の貿易額は2022年に1948百万ドルに達し、カンボジアは日本へ1173百万ドル相当の製品を輸出した。日本は774百万ドル相当の製品を輸入した。