カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2020年12月23日
  • カンボジアニュース

今年9月末までの自動車の輸入、前年と比較して約35%減少 カンボジア[経済]


需給の落ち込みが新型コロナウイルスの感染拡大に起因すると考えている (c)KT / Siv Channa


 今年9月末までのカンボジアの自動車の輸入量は前年同期比で34.1%減少し、二輪車の輸入量も39.5%減少した。国内の主要な自動車ディーラーは、需給の落ち込みが新型コロナウイルスの感染拡大に起因すると考えている。

 カンボジア証券取引所(CSX)に社債を上場しているRMAカンボジアの財務報告書によると、自動車需要の減少要因として、複数の大規模な投資プロジェクトの延期や中止、消費者心理の弱まり、観光業界に与えた損失、銀行の貸し渋りなどが、自動車や重機、農業機械の販売にマイナスの影響を与えたと説明している。

 同社の今年の第1~3四半期の売上高は約2億3000万ドルで、前年同期比0.3%増となったものの、需要喚起のために販売価格の割引を行った影響などにより、総利益は約3360万ドルと前年同期比4.4%の減少となった。

関連記事
経済
カンボジア貿易総額、7か月で363億ドル 主要国との取引が急伸[経済]
(12日)
経済
米国、カンボジア製品の関税を19%に引き下げ 政府「画期的な前進」[経済]
(01日)
経済
カンボジア、タイ製品の輸入経路をラオス経由に再編模索 物流遅延とコスト高で代替路線検討[経済]
(07月15日)
経済
カンボジア、タイからの燃料輸入を全面停止:代替供給網で対応へ[経済]
(06月24日)
経済
ベトナムとカンボジア、貿易協力強化に向け新戦略を協議[経済]
(06月23日)
経済
カンボジア証券市場、2025年第1四半期に時価総額22.8億ドル[経済]
(06月11日)
あわせて読みたい
特集
不燃性マーケット?カンボジア株式市場〜開設から5年、全く活性化の兆しを見せないカンボジア証券市場。 周辺ASEAN諸国の証券市場の軌跡と合わせて辿る新興株式マーケットの可能性 〜(1/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(4/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(3/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(2/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(1/4)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース