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カンボジアの中小企業銀行によると、今年9月末時点で532人の顧客に、融資総額6740万ドルを承認している。これらの融資は、SME協調融資スキーム(SME Co-Financing=SCFS)からのものである。クメールタイムズが報じた。
SCFSによって調達された融資資金は1億ドルで、中小企業銀行からの5000万、残りの5000万ドルはこのスキームに参加する金融機関からのもの。
食品製造・加工、地産地消品の製造、廃棄物のリサイクル、観光セクター向け商品の生産、完成品の製造、他の製造業に供給するためのスペアパーツや組立部品の製造、情報技術やITベースのサービスの供給に関連した研究開発などの重要な優先セクターの中小企業に対して資金を支援している。
同行のデクスター・タン頭取は、「承認された融資総額のうち、6340万ドルが508人の顧客にすでに実行された。融資承認額は1億円の融資余力のある基金の68%に達しており、来年3月末までには使い果たされるだろう」と述べた。
オーン・ポーンモニロット経済財政大臣は9月23日、中小企業振興のための政策行動委員会の中で、中小企業について、業種や従業員数、年間売上高、資産に基づき再定義した。