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カンボジアではここ20年、米ドルと自国通貨リエル間のレートは安定して推移しているが、今後は脱ドル化に向けて包括的な施策が求められるだろう。クメールタイムズが報じた。
国際通貨基金(IMF)によると、脱ドル化に成功した国は、デフレの脱却と自国通貨の価値の向上を実現している。一方で失敗した国は、自国通貨の信頼回復に至らず、為替の安定化ができずにいる。
ANZグループ不動産投資開発部門のフレデリック氏は、「脱ドル化経済に成功した国は少数であり、移行の際には必ず経済や金融機関への影響がある」と述べた。