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フン・セン首相は14日、原材料が積まれた1000個以上のコンテナが中国から到着したことを発表した。クメールタイムズが報じた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で衣料品工場の操業が困難になり、数千人の工場労働者が停職となる中、中国はカンボジアに向けた原材料の輸出を支援したという。
労働職業訓練省高官は、「操業停止を求めていた工場も、原材料が届いたことにより操業を継続するだろう。工場生産の減少を食い止めることにつながる」と述べた。
カンボジア縫製業協会(GMAC)によると、政府は原材料不足を解決するため、都市部への原材料輸送を24時間体制で管理する意向を示した。また、プノンペン都はコンテナを搭載したトラックの通行を許可し、輸送を早めるよう指示している。