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中国企業のキンテルコミュニケーションズは、ファーウェイとの提携により第5世代移動通信システム(5G)サービスの試験事業に成功した。クメールタイムズが報じた。
同社は今後2年から3年の間で5Gのベース基地を3,000箇所に建設し、今年度末までに国内人口の9割以上に向けてサービス提供を可能にする計画を立てている。
5Gはロボット工学や政府機能をより効率化することができ、インダストリー4.0(第4次産業革命)やデジタル化経済に向けて必要不可欠だ。
キンテルの会長は、「5Gがもたらす役割は通信業界のみならず、国内の科学技術の進歩や経済成長にもいい影響を与えるだろう」と述べた。
3つの主要な通信事業者(スマートアクシアタ、セルカード、メットフォン)はすでにここで5Gを試験運用しており、政府の目標に合わせて今年中に5Gサービスの提供を目指している。
カンボジア電気通信規制機関の広報官は、「5G通信はインダストリー4.0やAI技術、IoT分野の進歩につながる。5Gサービスを展開するための規律や投資環境を整備する」と述べた。