フン・セン首相は、カンボジアと韓国の二国間貿易は、2019年には10億ドル以上に達し、前年の7億5600万ドルから36%以上増加した。プノンペンポストが報じた。
カンボジアの輸出総額は3億3500万ドル、輸入総額は6億9600万ドル。韓国への輸出は主に衣服や靴、旅行用品製品、飲料、電子機器用部品、ゴム、医療および農産物で構成されており、韓国からの輸入は主に車両や飲料、電子機器、家電製品、医療およびプラスチック製品で構成されている。
カンボジア開発評議会(CDC)は、1994年から2019年までの間、総額で約50億ドル相当の215件の投資プロジェクトを承認している。また、観光省によると、2019年は25万4874人の韓国人がカンボジアを訪れた。
また、韓国国際協力機構は昨年のプレスリリースによると、1996年から2018年にかけて、韓国政府はカンボジアでの開発協力に約6億2300万ドルを投資し、助成金を通じて約3億ドルを支出した。また、今後の国の発展を支援するために2019年から2023年までに譲許的融資としてさらに2億ドルを提供する予定であるとした。
昨年2月、コンポンスプー州には、韓国企業が果物処理施設を設置し、昨年末までに1700トンのマンゴーを韓国に輸出しており、今後はココナツやドリアン、マンゴスチンを加え、総輸出量を5万トンに増やす計画だ。
昨年3月には、カンボジア韓国ビジネスサミットがプノンペンで開催され、両国間の貿易と投資を促進するために協力することについて、両国首脳が合意書に署名した。
カンボジア商業省は昨年11月、二国間の投資額の拡大を目的に自由貿易協定(FTA)に関する実現可能性調査を共同で行う協定に署名したと発表した。