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カンボジアの唯一の深海港であるシアヌークビル自治港(PAS)の混雑について主要な国際海運会社が懸念している。クメールタイムズ紙が報じた。
先週、ドイツに本拠を置く国際海運会社のハパックロイドは、シアヌークビル自治港のここ数ヶ月の混雑によりフィーダーサービスの所要時間に影響が出ていることから、自社の顧客に対し注意を呼びかけている。また、カンボジアは輸出入の約70%が港を通過している現状から、港の混雑はカンボジアに深刻な影響を及ぼす可能性があると懸念している。
2022年末まで350メートルの拡張工事が日本の支援により進められており、現在の70万TEUから129万TEUにコンテナ処理能力の向上が見込まれているが、それまでの間は混雑が継続すると見られている。