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カンボジア縫製業協会(GMAC)は5日、欧州連合(EU)の代表団との会合の後、武器以外の全品目を数量制限なしに無関税でEUに輸出できるEBA協定を完全に廃止することはありそうもないと述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
欧州委員会はEBAの撤退プロセスに沿って、2月からカンボジアを監視する期間に入っており、事実認定ミッションとして、欧州委員会などの職員で構成されたEU代表団を滞在させ、撤退の必要性の判断に必要な調査や分析を始めた。
EU代表団は、政府関係者や他の利害関係者と面会し、EBAの必要条件や国連や国際労働機関の条約に関する情報を集めている。
GMACの副事務総長はEU代表団と面談した後、「対話や交渉の過程で、ある程度の相互理解できると思う。EUの要求を確実に達成することは容易ではないかもしれないので、部分的な撤退は恐らくある。経済的にも社会的にも、過去20年間に私たちが行ってきた前向きな動きをみれば、EBAの完全廃止の可能性が低いと確信している」と述べた。
EC代表団は、EBA問題やその他の協力関係についてパン・ソラサック商業大臣と、司法制度の改善についてアン・ボンバタナ司法大臣とそれぞれ会談し、議論する。