(c)Phnom Penh Post
韓国系金融機関の国民銀行(Kookmin Bank)は17日、パイペイと提携し、7万6000人のユーザーを持つ同行独自のデジタルプラットフォーム(Liiv)が、パイペイのローカル小売ネットワークに接続できるようになった。プノンペンポスト紙が報じた。
カンボジアのモバイル決済アプリ、パイペイは、2017年半ばにサービスが開始して以来、取引総額1億7000万ドル、取引件数750万に達している。
トーマス・ポコルニーCEOは18日、「ダウンロード数は40万近く、アクティブユーザーは25万人以上いる」と述べた。
モバイル決済プラットフォームの利用は引き続き増加傾向にあり、今後は主要都市部以外でも広く使用されると同社は予想している。
同氏は、「パイペイは、街中の露店から国際的なブランド店まで、何千もの加盟店で使用できるほか、公共料金の支払いやイベントの予約もできる。中国のアリペイやウィチャットペイとの提携により中国人にも使用でき、また、いくつかの金融機関とも提携している」と述べた。