(c)Phnom Penh Post
プノンペンは小売業の成長が著しく、今年は11の商業施設がオープンし、総面積は昨年の22万台から37万平方メートルに増加するという。プノンペンポスト紙が報じた。
不動産調査会社CBREカンボジアのダイレクターは、「小売業への投資熱は、人々の賃金が上がるにつれ徐々に高まっている。スーパーマーケットのような小売業への投資は、収益性が高いものの、市場への柔軟性が不可欠で、ほとんどの投資は10年以内の見直しが必要となる」と述べた。
今年オープンする小売スペースには、ミッドタウンコミュニティモール、ブリッジコマーシャル、ダウンタウン93、ザパーク、ノロモール、プリンスセントラルプラザ、オリンピアプラザモールなどがある。
プノンペンシティセンターのビジネス開発マネージャーは、「建設が完了していないにも関わらず、テナント部分は全て売れている。良い場所で、デザインが良ければ小売スペースへの投資はビッグビジネスとなる可能性がある」と話す。
CBREカンボジアの報告書によると、現在、プノンペンの小売スペースの約29%がセンソック地区にあり、次いでチャムカモーン区が26%、トゥールコーク区が19%、チャバ・アンポフが13%、ドーンペン区とミーンチェイ区が6%、7マカラ区が1%と続く。
現在、多くの商業施設が建設段階にあり、日本で人気のあるイオンモール3号店が、プノンペンの南に建設予定だ。