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  • 経済
  • 2018年6月1日
  • カンボジアニュース

農機の使用を促進する政策を実施 カンボジア農林水産省[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 農林水産省は、大規模・小規模農場で農機の使用を促進する政策を実施している。プノンペンポスト紙が報じた。

 若者が家族の農場を放棄し、高い給与を求め都会に行くに伴い、地方の農家は労働力不足に直面しているケースが多く見られる。この動きはその問題に対処する役割を果たすと考えられている。

 同省は、「コメ産業では90%の農家が農機を使用しているが、他部門は後れをとっており、労働力不足に対応するためにもその数値に追いつく必要がある。農機の導入は、経済が成長し続けるにつれて労働力不足を補う重要な役割を果たすだろう。そのために農林水産省は農業の近代化を促進する政策に取り組んでいる」と述べた。

 それと同時に、同省では小規模農家や機械を購入する際に財政負担ができない者の支援にも動いている。

 同省は、「近代化は機械を購入し維持する余裕がない小規模農家にとっては難しいことだ。したがって、農家が設備費を分担し、負担を軽くできるように農協に働きかけている」と述べた。

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